医療者としての無力感や精神患者へのストレス|看護師辞めたいアンケート

看護師_辞めたい

年齢・性別

37歳・女性

現在の居住都道府県

北海道

看護師として働いた(働いている)年数

12年

看護師を辞めたいと初めて思った年数

3年目(27歳)、5年目(29歳)、8年目(32歳)

看護師を辞めたいと思った時、どなたかに相談しましたか

友人や上司、同僚

看護師を辞めたいと思ったきっかけ

看護師_辞めたい

3年目、5年目は新卒から務める同じ病院でした。ICUで重症患者を多く見てきて、それでも治療がうまくいかない患者も多く、医療者としての無力感を感じるとともに、多忙を極める職場でストレスも強く、残業も多かったため看護師としてのやりがいを見失ったりしたのがやめたいと思ったきっかけでした。
8年目は転職し、精神科の急性期病棟で勤務して2年目にさしかかる頃でした。感情的になる患者も多く、一方的に暴言をぶつけられたりする場面も多く、かなりストレスフルでした。精神的につらくなってきて、一度患者と関わらなくてもすむような職種に転職したいと本気で思いました。

看護師を辞めたいと思った時の職場

①総合病院のICU・救急、②精神科急性期病棟

解決策

新卒から勤めた総合病院は6年間の勤務を終え退職しました。もともとある程度業務はこなせるようになったことと、これ以上ICUや救急で働いていくのは体力的にきついなと感じたからです。また、総合病院のためどんどん若い世代が入職してくるため、自分に任せられる業務負担が年々重くなっていたことも負担に感じていたので、転職を選びました。

精神科での勤務中に看護師を辞めたいと思った時には、本気で違う職種に転職も考え、求人情報なども見ました。しかし、本来やりたいことが精神看護だったので、周りや上司に相談したり、話を聞いてもらいながら最終的には働き続けることを選択しました。自分の考え方、とらえ方を変えていく工夫や、ストレスをため込まずに働くための知識やスキルを学んだことも解決につながった要因だと思います。

転職することによって解決した場合の職場

総合病院のICUから、精神科の単科病院へ転職しました。

今看護師を辞めたいと悩んでいる看護師さんたちへのアドバイス

看護師_辞めたい

ラクな仕事ではないですし、日々緊張感の高い場所で働いている看護師の方も多いと思います。業務が忙しすぎると、これが自分のやりたかった看護なのか、と疑問に感じたりやりがいを見出せないことも多いです。でも長年働いていく中で、時には感動的な体験をできたり、看護師をやってて良かったと思える瞬間が必ずあります。患者さんから学ばせてもらうことも多く、患者さんと接する事で自分自身を知ることができる機会も多くあります。人として成長できる職業だと思います。つらいときは上手に気分転換やストレス発散をしながら頑張っていってもらいたいです。

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