精神病棟 深夜の病室持ち込み禁止時間に雑誌を読んでいた|看護師インシデントアンケート

男性看護師インシデント

年齢・性別

34歳、男性

現在の居住都道府県

岡山県

看護師として働いた(働いている)年数

7年

インシデント発生時、どなたかに相談しましたか?

同じ夜勤をしていた後輩看護師

インシデント発生時の状況

病院

精神科病棟(閉鎖病棟、隔離室あり)で勤務しています。隔離の患者さんでは通常、病室内に物品の持ち込みはできないことになっていますが、ここの患者さんの状態によって、持ち込みが許可されている場合があります。また持ち込みできる時間が決められている場合もあります。ある患者さんは、日中(9:30〜19:00)のみ雑誌やノートなどの持ち込みが許可されていましたが、深夜勤務中の明け方4時頃に雑誌を読んでいるのを発見しました。

インシデントの主な原因

準夜勤の看護師が回収を忘れたのが直接的な原因です。また、個々の患者さんの持ち込み許可物品・持ち込み可能時間のリストがありましたが、情報が古く、その患者さんの場合ではリストに雑誌が記載されていませんでした。また、そのリストをどのタイミングで更新するのかという明確な決まりはありませんでした。

インシデントへの対処方法

直ちに雑誌を回収しました。同じ夜勤をしていた後輩看護師とともに、カルテから主治医の指示を確認した上で、持ち込み許可物品や可能時間のリストを更新しました。さらにこの情報を病棟内で共有した上で、隔離患者に物品を渡すときは持ち込み許可物品・可能時間のリストを確認し、物品を渡したり回収したときには即時チェックを入れること、情報の更新については、その指示受けをした看護師が更新するというルールが決まりました。

インシデント後の経過

その後も同種のインシデントが数回繰り返されましたが、リストを確認するという習慣が浸透することで頻度が減っています。

インシデントを無くすためには

わかりやすいルールを決めることと、それを各自が確実に実行しやすくするツールづくりが必要だと思います。インシデントを完全に無くすことは理想ではありますが、現実的には難しいため、インシデントが起きにくい環境作りが重要です。またルールやツールが増えると、それが返ってインシデント・アクシデントの原因になってしまうこともあるため、バランスも重要です。

インシデントで悩んでいる看護師さんたちへのアドバイス

男性看護師

少し重複になりますが、インシデントを無くすことは理想ですが、それは現実的に難しい場合が多いです。インシデントを起こして良いわけではありませんが、回避が難しい場合もあると思います。大切なのは、起きたインシデントの原因を分析し、その原因がどこにあるのかをできるだけ客観的な視点で分析することではないでしょうか。また、インシデントを起こしてしまうと、「私のせいで」とか「どうして注意できなかったのか」と、自責の念を覚える事もあるかと思います。そんなときは「たまたま自分が遭遇しただけ」と思うと気が楽になるのではないでしょうか?実際、それまで表に出ていなかっただけで、インシデントに近いできごとは他の人も遭遇していたはずです。たまたま表に出なかっただけで、遅かれ速かれ、明るみに出ていたのではないでしょうか。インシデントを元に、職場の環境が良くなるように持って行ければ最高だと思います。あまり悩みすぎることなく、同僚とインシデント情報を共有して、より良い職場環境にするきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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